BM34-N100-161 ファンレスミニPC

Fanless Mini PC BM34-N100-161

intel n100搭載のファンレスミニPCです。アイドル時、消費電力約8Wでパーソナルサーバーに良いかもしれない。

低電力静音ミニPCで自宅サーバー構築の検討

自宅サーバーをエコに構築

CPUインテルN100 は、少ない消費電力で高速に動作すると評判ですが、ファンレスミニPCとの組み合わせによって、静かで省電力なサーバーが作れるのではないかと、考えました。

今回は、WEBサーバーを低電力ミニPC、すなわち、ファンレスmini PCで自宅にサーバーの運用をする前提で検討してみました。

低電力PC

ファンレス(CPU等を冷却するファンがないという意味)PCは、ファンから発生する風切音が一切しないのでものすごく静かな環境を作ることが可能である。
そして、ファンレスPCは、基本的に熱の発生の少ない消費電力CPUを使用することになる。

Fanless Mini PC ‎HUNSN BM34-N100-161

Intel N100 というCPU は、パフォーマンスが比較的高いのに低電力で動作していると聞いて、サーバーに使える商品がないか探していたら、この商品に辿り着きました。
Fanless Mini PC ‎HUNSN BM34-N100 のサーバー化の検討です。
まずは、この製品について見ていきましょう。

メーカーはHUNSN

まずは、メーカー名 HUNSN

中国の卓越した革新的なコンピューターテクノロジーITハイテク企業の1つ。
Copyright 2021だったので、数年前にできた企業のようです。

Fanless Mini PC

放熱性の高いアルミの筐体を使ってファンレスのミニPCを数多く作っているメーカーのようです。
ヒートシンクによく使われているアルミニウムをフィン形状にして空気との接触面積を増やして放熱する仕組みです。
面積を増やすことで強制的に空気を攪拌しなくても、ある程度の冷却は可能になったのだろう。

BM34-N100-161 を購入

今回は、AmazonでBM34-N100-161というモデルを購入しました。
HUNSNのホームページには BM34 というモデルは表示されていなかったのですが、Intel N100という省電力でパフォーマンスがあるCPUに興味がありました。

サーバーをファンレスで運用可能かどうか、興味は尽きないので検討していきましょう。

サーバーに必要な機能

電源管理 restore AC power loss

Support restore AC power loss/WOL/LAN PXE boot

停電時があって電源が落ちても通電が復帰した時に、サーバーが自動で起動する機能があるので、OKです。

あと、使う予定はないが、ネットワークからブートも可能です。

※ WOL Wake-on-LAN(ウェイク・オン・ラン)LANに繋がっているコンピュータの電源を遠隔で投入する技術
※ LAN PXE boot(Preboot Execution Environment)の略で,パソコン本体にファイル等を一切用意しないで,OSやインストーラなどをネットワーク経由で起動するための規格、MAASでも使えるのかな。

HUNSN BM34-N100のBIOS

HUNSN BM34-N100のBIOS設定を起動する方法は、電源ボタンを押したら、キーボードから「esc」キーを連打すると下のような、BIOS ( UEFI ) 画面が現れます。

				
					Aptio Setup - AMI

Main  Advanced  Chipset  Security  Boot  Save&Exit
				
			

UEFIは、BIOSと同じくコンピュータのハードウェアを制御し、オペレーティングシステムを起動するためのシステムです。 BIOSを拡張した、より新しいシステムです。 なお、UEFIはセキュアブートというセキュリティ機能を備えており、信頼されないソフトウェアによる起動を防止します

※UEFI(Unified Extensible Firmware Interface )

停電時に復電したら自動起動する設定

常時起動で運用するサーバーは、停電で停止しても電源が復帰したら自動で起動して欲しい。

「Support restore AC power loss/WOL/LAN PXE boot」

と記されていたので、BIOSで設定をしてみた。
少しわかりづらい。

キーボードのカーソルキーで「Chipset」選択

				
					Chipset

> System Agant ( SA ) Configuration
> PCH-IO Configuration
				
			

ここで

「PCH-IO Configuration」を選択、

PCHはプラットフォームコントローラーハブ(Platform Controller Hub)の略

				
					Chipset

  PCH-IO Configuration

>PCI Express Configuration
>SATA Configuration
>USB Configuration
 Power Failure   [Always On]
				
			

「Power Failure」を選択

 [Always On]に設定する。

				
					Save & Exit

Save Options
Save Changes and Exit
Discard Changes and Exit
				
			

「Save Changes and Exit」を選択して、[Yes]でセーブしてBIOS画面から抜ける。

この設定をすると、停電時にPCが止まっても、電源が復帰すると自動で起動する。
自宅で運用するサーバーは大切なデーターを扱わないので、無停電電源装置までは必要ないかな。

実際のサーバー運用では

夏場の暖かい季節は、アクセスがあると、天板のヒートシンクが結構発熱する。

冷却用にUSBファンをPCの上に置くと、筐体はヒンヤリする。

ファンレスで音のないminiPC サーバーの予定だったが、少しファンの音がするが、まあ、故障するよりは良いか。

Fanless Mini PC BM34-N100-161

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