beelink me mini

Beelink ME mini M.2スロット×6 Intel N150 の紹介

M.2スロット×6と省電力 Intel N150搭載 筐体の大部分がヒートシンクで高効率な排熱設計のキューブ ミニPC

Beelink ME mini ミニPC よりも ミニNAS と呼ぶ方が最適

Beelink ME 約10cmのキューブ形状
Beelink ME 約10cmのキューブ形状

Beelink ME mini の良いところ

  1. 6個の M.2 SSD スロットを搭載可能
  2. 省電力(待機で 8W 程度)
  3. Intel N150 は省電力の割にはパフォーマンスがある
  4. CPU、M.2 SSD、電源まで一体化されたヒートシンクが素敵
  5. 電源内蔵でACアダプタが不必要
  6. とても静か

なかでも、最も魅力的なのが、番号4.のSSDの排熱を一つのヒートシンクで行う構造がグッドです。

Beelink ME mini 欠点とはいえないが

  1. USB2が2スロットしかない
  2. メモリーが12GBは少し不満、Intel N150 の最大メモリーが16GBなのに、
  3. 筐体外への排熱が弱いので熱が篭りやすい

冷却ファンの向きが下方向にした理由はわかるが、物理的には、温まった空気は上にあがるので、ファンの向きは上方向で設計して欲しかった。(単に個人的なこだわりです。)

Beelink

ここで、Beelink というメーカーについて、

Beelinkは、中国の深センに本社を置くミニPCメーカーです。2011年に創立され、ミニPCを中心に開発・販売を行っています。

Beelink というメーカーの通販サイトは、

https://www.bee-link.com

beelink ME mini の製品ページは、

https://www.bee-link.com/products/beelink-me-mini-n150

通販サイトの方が、アマゾンよりも安く入手できるかもしれません。
ちなみに、私個人は、Beelink の通販サイトを利用して、32,419円で入手しました。SSDなしのモデルですが。2025/7現在

製品について

Beelink というメーカーの製品は、十分に合格点の製品です。

美しい梱包、付属品も最小限であり、とても好ましい。

プラスティック部品の品質は、少し良くないかもしれないが、鑑賞するわけでもないので不満はない。

mini PC としては特大のヒートシンクも十分に鑑賞に耐える品質です。

Beelink ME mini NAS
Beelink ME mini SSD取り付けのために分解中

SSD増設

カバーを外そう。

Beelink ME mini
下面の4隅の凹みにゴム蓋がはまっているので、細い棒で取り外すと、ネジが見える。

SSDの容量とコスト

M.2 SSDのスロットが六つもあるので、2TBで1.5万円くらいすると6枚買うと、12TB容量で、9万円かかるということになる。(タカ!)

ちなみに、SSDの最大が4TBなので、6枚刺すと、24TBの容量のNASができるが、4TBが一枚3万円(2025/8現在)なので、24万円になる。(自分には無理だ)

ME mini の4番スロットだけ PCIe 3.0×2

M.2 SSD の 1/2/3/5/6 は、PCIe 3.0×1 である。

4番スロットだけ PCIe 3.0×2 なので、このスロットだけ高速動作します。

OS をインストールするのならば、4番 SSD にしよう。

取り付け方は、シンク側の薄いフィルムを剥がして、スロットの切掛けに合うように押し込んで、プラスネジを占めるだけです。

Beelink ME mini
M.2 SSDを挿入する。チップの面をヒートシンク側にする。

ACアダプターが不要

小さな筐体なのに、ACアダプタが不要だ。

ケースを外したついでに、内部の構造を見てみると、電源は、ヒートシンクで冷却できるように取り付けられている。

beelink me mini
電源内蔵なのが嬉しい。邪魔なACアダプターがいらないのが良い。

動作確認

電源ケーブル、モニターケーブルを繋ぐ。

USB2が2つなので、キーボードとマウスを繋ぐ。(USBメモリーからインストールの場合、もう一つUSB2があるとよかった)

内蔵の64GBのSSDには、Windows が入っているみたい。

一応起動してみたが、更新(Windows Update)の途中で固まってしまったので、あっさりあきらめた。
パフォーマンスのテストをしようと思っていたが。

まあ、いっか。と

どうせ、NASかProxmox をインストールして使うつもりなので、

次に、

マウスを外して、OS(Linux)のインストーラーの入った、USBメモリーを挿して。

Linux OS の動作した状態で、発熱具合をみてみた。

beelink me mini
少ない端子

とても静かなファン

ファンはゆっくりと回転している。
電源の消費電力 8.5Wの時、ヒートシンクの動作温度は、少し暖かめに感じる。
カバーを外した状態の方が、放熱性が高いかもしれない。

beelink me mini
ファンは下向きの風を発生させるように取り付けられていた。動作音はとても静かです。カタログ値33db

カバーを付けたまま、アイドル運用をすると、PCの底面の温度が上昇して、結構暑く感じます。

放熱の良いものの上にPCを置く方が良いでしょう。

beelink me mini
サイド下部と底面の小さな穴から熱気を排気するので、底面の温度が上昇する。

感想

この製品は、お気に入りになりました。

Intel N150 は省電力コアが4つの非力なノート用CPUですが、普通の使用ならば、十分な性能があります。

SSDの価格が高いので、今回は 2TB 2枚挿して4TBから始めるかな。

Beelink ME mini M.2スロット×6 Intel N150 の紹介

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